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スタッフ紹介 > 末武 松生



【氏 名】 末武 松生

【所属・資格】 セレモニースタッフ



 
 私は、愛ペットエンジェルリングのペット葬儀事業の創業当初よりセレモニースタッフとして勤めております、末武 松生と申します。

 最近では、皆様のご自宅に訪問する事は少なくなりましたが、頻繁にドライバーとして依頼主様のご自宅に訪問しておりました当時は、
まず “ご自宅に訪問させていただきます。” “そして火葬を行う。” また “火葬中”も “火葬後のお骨拾いも。”その瞬間瞬間にそれぞれの皆様のペットに対するそれぞれの強い思いを一挙手一投足から肌で感じていました。
訪問を重ねる度に皆様のペットに対する「家族」という思いの強さに、感涙させられる事もしばしばありました。
還暦を越えた私の体力も年齢と共に老いてきておりまして、正直大型犬のご火葬にお伺いする場合等に施主様に炉に納めるお手伝いをお願いしておりました。
会社からはスタッフが作業するように十分指導を受けていましたが、それでも施主様の前で醜態を晒さないようにお手伝いをお願いするような独自で判断をしておりました。それが、逆に施主様に喜ばれたりもする事が在り、出来るだけ危険が伴わない作業等は、施主様が納得のいくようにご自身でお別れをしていただくよう努めていったように思います。
もしかすると、皆様のご自宅に訪問して、火葬炉の取り扱いや拾骨の時期・方法などをお傍でお知らせすれば、ご自身達で火葬から拾骨までの全てをしてあげたいと考える施主様も多数居られるかもしれないとも、その当時は考えたりしました。

 実は、私が長年飼っていた愛犬の「ラブ」が2005年に静かに永眠しました。というか、静かに永眠している事に気付きました。
流石にセレモニーという職についていなかったとしても、正直「ラブ」の死が近い事は解っておりましたし覚悟していたと思います。
皆様のご自宅に訪問する事が多かった当時の私は、不思議に冷静といいますか平静を装っていたのか解りませんが、愛犬「ラブ」を私の手で火葬しました。
《飼主の義務として亡骸を火葬する》
《生きていた時のペットの飼主の責任として肉体を火葬してお骨にしてあげる》
《遺体を埋葬した方などから掘り起こして火葬して欲しいという要望も増えてきていたのを知っていましたし埋葬はしません》
《行政サービスを批判するつもりはありませんが、やはり行政にこの子を任せようという気にはなれません》
私は、自分が知る出来るだけ満足のいく方法で葬儀をしてあげたい一心でしたので、遺体を愛ペットエンジェルリングの本部まで運びました。
そして本部の前で、以前スタッフが見送る中、私が北冶さんの愛猫「小鉄」を火葬した場所と同じ場所で、「ラブ」に対する私の家族の思いを背負い、私が一人で愛犬「ラブ」の火葬を厳かに執り行いました。しかし、火葬の時には特に沸いてくるような感情は無かったのです。
火葬後のお骨は“愛ペットメモリアルパーク加茂”に納骨しようと決めていましたし、お墓も建てるつもりでいてました。
ペットの葬祭業という職に付いた自分ならではの、エゴといいますか自己満足があったのだと思います。
《自分の手で火葬をしてあげられる》
《綺麗にお骨にして自分の手で拾骨することができる》
《定期的に供養祭をしたり、スタッフが綺麗に管理するようにしている霊園で安心できる場所に納骨できる》
《小さいけど、お参りに行ったときにわが子の永眠と安住を願う自分の愛犬の墓標を建てる。》
私は、息子ほど年が離れているとは申しませんが社長の経営理念やポリシーに本当に感銘を受ける事が多く、またその基で奮闘している若いスタッフ達を見ているうちに、“愛ペットエンジェルリング”で火葬することに、そして“愛ペットメモリアルパーク加茂”に納骨する事に、“愛ペットエンジェルグレイヴ”を建立する事に、愛犬を亡くした“セレモニースタッフ”として自己満足していたのだと思います。

 「ラブ」の火葬をした翌日に亡骸があった場所を掃除して潜り込んでみると、飼っていた時には普通に思えた「ラブ」の寝床が、あまりにも狭く薄暗い所で息を引き取った事や死を覚悟していたとはいえ死の瞬間に立ち会えなかった事が本当に申し訳ない気持ちと共に止め処なく流れ出る涙を止められませんでした。私はその時にようやくペット葬祭業者のスタッフとしてではなく、大事な家族の「ラブ」が亡くなった感情を実感しました。
今でも「ラブ」の亡くなった場所は残していますし掃除をします。私の自宅は大阪でも南のほうに位置しておりまして、どちらかと言うと和歌山寄りですが、遺骨が眠っている“愛ペットメモリアルパーク加茂”には、春と秋の供養祭開催日以外に「ラブ」のお墓参りに年4回程お線香を上げに行きます。
“素晴らしい性能を具備している火葬車両” や “管理が行き届いている霊園” そして会社の方針もさることながらそのスタッフの応対、私はその全てから“愛ペットグループ”のスタッフである事に満足し、それらは、従事する立場から申し上げればある種の誇りでした。
私は、「ラブ」を亡くして本当に痛感しました。身体は亡くなった訳ですが想い出やその子の軌跡は今も尚その飼主の中で共に在るという事。
愛ペットグループのセレモニースタッフである以前に愛犬を亡くした経験がある飼主であります。そして、愛犬を亡くした経験がある飼主として飼主の側面からお手伝いが出来るセレモニースタッフであると思います。今でも訪問する時にたまに「ラブ」に似た子や環境から「ラブ」を思い出すこともありますが、皆さんが施主として望まれる事を出来るだけ理解するように心がけて、少しでも「家族」を亡くされた辛さの支えになれればと思っております。



セレモニースタッフ 末武 松生 

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