「 皆様の涙が、悲しみだけでなくなるように
お手伝いがしたいと心がけています。」
セレモニースタッフ/チーフオペレーター
北治 美津子
どうしたら悲しみを少しでも和らげれるか
オペレーターの北治です。
このお仕事で一番心がけている事は、お電話越しだと対面でお話しするよりも、ご案内が解りづらい事があるのでは、と考えていますので、より分かり易く、出来るだけゆっくりと(遅すぎず)お話するようにと気を付けています。
今まで、本当に沢山の方のご依頼をお受付して参りました、常にこの方にはどう応対したら悲しんでおられるのを少しでも和らげる事ができるか・・・
愛猫を亡くした経験があるからこそ
“悲しまないでください”とは言えなかった
私も以前に愛猫を亡くした事があり本当に辛かったですし、とても悲しみました。
可愛くて大好きだった小鉄。
いなくなる事なんて想像もしたことがなかった私にとって、大切な存在を亡くす事のいいようのない気持ち、死という別れ。
こんな経験を二度としたくない・・・
本当にそう思いました。
きっと、私共にお電話頂く方は皆様同じなのだと思います。
泣いてお電話くださいます方に“悲しまないでください” ・・・
そうお伝えしたくなる気持ちになりますが・・・
そんな事無理ですよね。私もそうでしたから・・・
覚悟している自分がいるからこそ
今一緒にいる時間を楽しく過ごしたいと思う
もう猫は絶対に飼わないと心に堅く決めておりましたが、今では運命の出会いをしてしまい、また傍に一人猫がおります。
アビシニアン“あみゅ”です。ブログにも時々、出ております。
きっと、本当に凄く泣いてしまうとは思いますが、いつかまた“あみゅ”との別れが来ても、私の中で、小鉄が亡くなる前のいなくなる事なんて想像もしたことがなかったあの頃と違うのは、“あみゅ”との別れがいつかくることを覚悟している自分がいるからです。
ですから、本当に一緒にいる時間を楽しく過ごしたい、そして、もしその時がくれば心から今まで有難うと言いたいと思います。
皆様の涙が、悲しみだけでなくなるようにお手伝いがしたいと心がけています。