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スタッフ紹介

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「ペットちゃんとの楽しかった沢山の想い出を
思い出すことができる様に」

野田 健太

セレモニースタッフ

野田 健太

  • 【資格】セレモニースタッフ
    オペレーター(アシスタント)
  • 認定書 認定書

愛ペットグループへの転職を決意した大きな理由

2016年11月よりセレモニースタッフとして、愛ペットグループ尼崎に勤務しております、野田 健太と申します。

私は前職で、美術館や博物館などに収蔵されている文化財の保存に関する少し変わったお仕事に就いておりました。
貴重な文化財などを後世に残すための仕事にとても遣り甲斐を感じており、5年間の在職中には害虫駆除・殺虫処理やカビ被害の殺菌燻蒸処理に関する特殊な資格(例.一般毒物劇物取扱者)等を取得しました。
ですが、
今まで害虫を駆除・殺虫する仕事をしてきた自分にとって、虫とは違いますが、ふとペットのセレモニーというお仕事を知り、ペット(生き物)に関する仕事に就きたいと色々と調べる中で、私も過去に犬を飼っていた頃の記憶がふと蘇ってきたのが愛ペットグループへの転職を決意した大きな理由かもしれません。

愛犬「チェリー」との日々

昔飼っていたというその犬は、私がどうしても犬が飼いたいと小学4年の頃に誕生日プレゼントとしてねだった事が切っ掛けで私の家にやって来ました。

その頃に偶然父親の同僚の家で生まれた子犬達の引き取り手を探していたこともあり、その中の1匹を我が家で引き取ることになったのです。

子供の教育に熱心で厳格だった父親が選んで連れ帰ってきた子犬は、茶色の毛並みで鼻先だけが黒いメスの雑種で、厳しい父のイメージとは正反対のとても優しい目をした犬を、あの父が選んで連れ帰ってきたことにとても意外で驚いた記憶があります。
子犬は当時流行していた歌にちなんで「チェリー」と名付けられました。
小学生だった私が犬の飼い方の本を読みながら「おすわり」と「おて」を教え、ようやく出来る様になったチェリー【友達】といるのが楽しくて、朝、夕の散歩やごはんをあげる以外の時間もチェリーのいる玄関の土間でよく過ごしていました。br />

愛ペットセレモニー尼崎 事前相談会の様子

愛ペットセレモニー尼崎 月例法要の様子

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「もっと幸せな一生を送らせてあげたかった」
「もっとたくさんお世話してあげればよかった、ごめんね」

高校、大学と、次第にアルバイトに明け暮れていき、友人宅を泊まり歩く事も多くなっていた私は、自宅にいる時間が少なくなっていました。
当然の様に、大好きだったチェリーの散歩やご飯なども母親任せになっていってしまいました。

その頃もうすでに年老いてきたチェリーは弱り、だんだんと食事を取らなくなっていったそうです。
最後の方は、母が温めたミルクを僅かに口にする程度になって行きましたが、そんなチェリーの状態が悪い事もよく知らないくらい、私は友人と遊ぶことの方が楽しくて、チェリー【友達】に対する興味を失っていたのだと思います。
そして、ある冬の深夜に、いつもと違う鳴き声をあげるチェリーの様子を見に行った母親の腕に抱かれてチェリーは静かに眠るように息を引き取ったそうです。
外出していた私の携帯電話に母親からチェリーが亡くなったと電話がありましたが、正直なところ「あぁ死んだのか」と、どこか他人事のように感じてしまいました。
自分が欲しがり飼い始めたにも関わらず、容体が良く無い事を知りながら、私はチェリーの最期を看取ることもなく、気付いた時にはもうチェリーは遺影だけになっていました。
そして、何事も無かったかのように大学を卒業し、就職した私は、チェリーと過ごした記憶を思い出すことすら殆どありませんでした。
ところが、不思議な事に転職を機に、まるで私の記憶の中にチェリーが会いに来てくれているかのように次々と蘇ってきています。

セレモニースタッフとして、たくさんの施主様とペットちゃんのお別れをお手伝いする中で、「もっと幸せな一生を送らせてあげたかった」「もっとたくさんお世話してあげればよかった、ごめんね」そう涙ながらにおっしゃる方がおられます。
その度に私も、チェリーの一生は幸せだったのだろうかと考えてしまいます。
私が自分の誕生日プレゼントとして預かることになった生命の重さに気付くことが出来なかったこと、責任を持つ事を途中で投げ出してしまったことに対して、今ではとても恥ずかしく思います。
ですけれど、チェリーを思い出すことのなかった自分が、チェリーにしてあげることが出来なかった最後の別れに代わり、皆様のペットちゃんの最後のお別れのお手伝いをさせて頂いています。
そのことが、私の記憶の中にチェリーが会いに来てくれた理由なのではないかと思っています。

皆様のセレモニーのお手伝いをさせて頂くようになった最近では、チェリー【友達】の優しい目や一緒に遊んだことを本当によく思い出すようになりました。 皆様も、ペットちゃんとの楽しかった沢山の想い出を思い出すことができる様な、そんな最後のお別れが出来る様に頑張って参りますので、どうぞ、宜しくお願い申し上げます。

愛ペットメモリアルパーク加茂 動物供養大祭の様子

愛ペットメモリアルパーク加茂 動物供養大祭の様子

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