「 少しでも皆様のご家族の最後の旅立ちを、
後悔の無い様にしたい。」
いつ人の死に直面するか分からない介護福祉士のお仕事
2022年1月1日(元旦)から愛ペットグループの一員として、半年間に渡り本社研修を経て、愛ペットセレモニーホール大垣並びに中部エリアの訪問火葬を担当させて頂く事になりました生田真希と申します。
私は岐阜県大垣市在住で、介護福祉士のお仕事に就いており、ある特別養護老人ホームで働いていました。
現代の社会情勢からも、自宅で看取られる方も少なく、病院や施設では常に、いつ、人の死に直面するか分からない、いつ直面してもおかしくない緊張感の絶えない施設でした。
そんな最後の看取りを兼ねた施設でしたが、私はいつも心の中に思っていたのは《一人で逝かせたくない》《寂しい思いはして欲しくない》そんな気持ちで入所者の方やご家族の方と接して来ました。
私が思い描く様な “ 死 ” ではない最後に直面した時には辛い気持ちになる事もありましたが、そんな私を癒してくれたのは、猫の「そら」と「むー」でした。
私自身も、子供の時から猫や犬、うさぎ、亀といった多くの動物と暮していましたが、その頃のペットの最後の旅立ちとは違い、今現代社会でのペットの最後がどの様なものなのかに関してとても興味を持ちました。
本当に私の心を癒してくれる大切な猫の「そら」と「むー」、この子達の最後の事を考えると、とても気になり調べてみました。
実際に介護福祉士として勤めていた立場ですから良く理解しているつもりです。
人の場合も、サービス付き高齢者住宅や介護施設、老人ホームなど様々なエンディング施設がある様に、調べれば調べるほどペットのエンディングに関しても様々な方法があり、いつか動物に関わる最後の旅立ちのお手伝いの仕事がしたいと思うようになりました。
愛ペットセレモニー尼崎本社での研修
ペットも火葬をするのは当然の時代。
火葬後の納骨や供養の方法。
愛ペットでは、お葬儀やお通夜まで、飼い主様の希望に寄り添ったサービスを提供している。
更に、愛ペットグループで働きたいと決めたのは、ペットのエンゼルケアをしていたからです。
介護福祉士の私からすれば、ペットも《一人で逝かせたくない》《寂しい思いはして欲しくない》でも、火葬をする業者は沢山ありましたが、ペットのエンゼルケアをしている、そんな思いのこもっているペット葬祭業者はどこにもなく、愛ペットグループしかありませんでした。
岐阜県大垣市在住の私が無我夢中で、兵庫県尼崎市の愛ペット本社まで面接を受けに行った時の事を鮮明に覚えています。
その面接の際には、『愛ペットでは、最低でも本社で3カ月〜半年の研修を受けて、エンゼルケア含め全ての過程を終了する必要があるので、難しいのではないですか。』と言われました。
確かに猫を飼っている身の私が、全く知らない土地で、更に寮生活で半年間も研修を受けると言うのはとてもとてもハードルの高い条件でした。
ですが、ペットも家族同様、人と同じ様に望む人も増えるはず、エンゼルケアを求める家族様のお力に慣りたいと考え、私はそんな思いで介護職を辞め、唯一の愛ペットグループで働きたいと決心しました。
家族同様のペットさんを亡くされたご家族の皆さんの最後の旅立ちのお手伝いをさせて頂く為に、今私は本部の尼崎に研修に来ています。
そして、半年経過してようやく2022年7月1日付、セレモニースタッフとして、また火葬炉の取り扱い技能士としての認定を受けました。
ご家族様にも亡くなったペットちゃんにも寄り添えるスタッフになりたいと思っています。
我が子のように可愛がっていたペットちゃんを亡くしたご家族様の気持ちに寄り添いたい、また、突然ご家族様と離れることになってしまったペットちゃんを最期まで見送りたい、いつか必ずご家族様にも亡くなったペットちゃんにも寄り添えるスタッフになりたいと思っています。
まだまだ理想だけで追いつけていないのが現実ですが、セレモニーホール大垣でも、エンゼルケアの担当をさせて頂きますので、精一杯頑張ります。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
生田 真希